祝辞

京都府

知事 西脇 隆俊

第24回日本拳法京都府民大会及び第55回京都学生拳法リーグ戦が盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。

本大会は、地域に根差した日本拳法の大会として実施いただいており、日本拳法の普及・発展に多大なるご貢献をいただいているところです。これも大会運営に御尽力いただいております山本一郎日本拳法京都府連盟会長をはじめ、関係の皆様の熱意と御努力の賜物であり、深く敬意を表します。

日本拳法は、昭和7年に誕生して以来、その歴史の中で単なる肉体の強さだけではなく、礼の基盤ともなる「敬譲の精神」を重んじ、心身を鍛錬し、自己の修養につとめていく武道です。現在では日本のみならず海外においても人気の武道の一つとなり、多くの愛好者を得ているところです。今後とも、本大会での熱戦や今後の皆様の御活躍により、国内外において日本拳法の魅力がますます広まることを期待しております。

選手の皆様におかれましては、日頃の鍛錬の成果を存分に発揮され、更なる高みを目指して切磋琢磨いただくとともに、試合後はお互いの健闘をたたえ合い、思い出に残る素晴らしい大会となりますことを願っております。

 結びに当たり、本大会の成功と日本拳法京都府連盟のますますの御発展並びに選手の皆様の御健勝、御活躍を祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。

祝辞

京都府議会

議長 石田宗久

第24回日本拳法京都府民大会・第55回京都学生拳法リーグ戦が、本年も盛大に開催されますことを心からお慶び申し上げます。

日本拳法京都府連盟の皆様には、山本会長を先頭に、日本拳法の普及・発展に御尽力をいただいており、日頃の熱心な御活動に対し、深く敬意を表します。

さて、昨年は新型コロナウイルス感染症による数々の制約から解放され、街は賑わいを取り戻しました。コロナ禍を通し、私たちは当たり前に日常生活を送ることのできる有難さを痛感するとともに、「人とのつながり」の大切さを改めて認識いたしました。

スポーツは心身の健康の保持増進に重要な役割を果たすものであり、明るく豊かで活力に満ちた社会の形成に不可欠なものであると存じます。とりわけ、日本拳法は身体の鍛錬や技の錬磨を通じ、規律に従い、礼儀と信義を基本に、たくましい精神力を築き上げることができる、まさしく人間形成のためのスポーツとして、大きな役割や意義を有しています。

本大会に参加される皆様におかれましては、日頃の厳しい鍛錬の成果を存分に発揮されますとともに、この機会に、お互いの交流を深めていただくなど、思い出に残る大会となりますよう期待申し上げます。

結びに、本大会の御成功と日本拳法京都府連盟のますますの御発展並びに御参加の皆様の御活躍、御健勝を心から祈念申し上げまして、お祝いの言葉といたします。

ごあいさつ

 一般社団法人 日本拳法競技連盟

会長 茂野 直久

年頭から能登を中心とした地域に大災害が発生し、今尚苦しい日常を過ごされておられる被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。(公財)日本拳法会も役員が直ちに現地に赴きお見舞いをお届けした次第です。

さて新年度がスタートし本年も京都府における日本拳法修法者が参集し互いがしのぎを削る、第24回京都府民大会と、第55回京都学生拳法リ―グ戦が例年通り伏見港総合体育館において盛大に開催されますことを同志の一人として心より感謝とお祝いを申し上げます。

澤山宗海宗家によって昭和7年に日本拳法が考案され、主に関西の学生達がその覇権を競い合って参りました。京都における日本拳法の歴史も同様に、当時の学生とOB達によって骨格が形成され、現在の京都府連盟の今日の隆盛を見るに至っています。多くの先輩方が培ったご献身的なご労苦の上に、我々は存在しそして今日試合場に立っているのです。

私は地域連盟における最大の使命は、地域の拳法人達が思う存分練習や試合が出来、大会に参加できる場と機会を提供することだと常々思っています。正に京都府連盟は、その地域連盟の役割をわきまえ市井の拳法修法者も含めた技術の向上と成果の場を提供されて参りました。

選手諸君は、その様な有形・無形の力が支えてくれていることを自覚し、出場選手としての誇りと責任を胸に刻み、大いなる成果の発揮を期待します。皆さんの試合における一挙手一投足が、後に続く者たちへの教えとなり、技も精神も継承されていくでしょう。

結びにいつも暖かく選手達を見守り支えて頂いていますご家族の皆様はもとより、ご協力頂きました関係各位のご厚情に心より御礼申し上げます。

ご挨拶

日本拳法京都府連盟   

会長 山本 一郎

 本年も大会開催につき、ご尽力していただいた関係各位の皆様方には、ご厚情賜りありがとうございます。

今大会はゴールデンウィーク真只中での開催となりました。貴重な時間を取っていただき、大会に参加していただく選手の皆さま、拳法会の役員並びに審判団の皆様には多大なるお力添えをいただき感謝しかありません。

昨年度より、パンフレットの廃止、大会開催時間の短縮など改善を重ね、将来の拳士のためになることを京都が先駆けやっていく心構えで大会開催をしております。

この大会に参加して良かった。楽しかった。また出場したいと感じられる場創りが我々には必須だと感じ、会を運営しております。

大きなケガが無い事を祈り、楽しい1日になりますことを願い、大会を開催します。今後ともご指導、ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。